
ミノキシジルは、頭の髪の毛を発毛させる成分で有名ですよね。
そのミノキシジルを使用した発毛剤を大正製薬が日本で最初に製造販売しました。
誰でも大正製薬の『リアップ』という製品名は1度は聞いたことがあると思いますが販売してから約20年が経過しました。
現在では特許も切れており色々な会社が製品を販売している状況です。
今回は2019年4月に販売した興和株式会社の発毛剤製品『リザレックコーワ』を紹介したいと思います。
会社概要
興和
興和株式会社 https://www.kowa.co.jp/
創業:1894年12月
事業内容:OTC・医療用医薬品・医療用機器の研究開発・製造販売、LED照明機器・再生可能エネルギー発電システム・光学機器の研究開発・製造販売・輸出入。繊維、機械、建材、船舶、鉱物資源、化成品原料、生活関連物資などの輸出入、三国間貿易および国内販売。
製品名
リザレックコーワ

- 壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛の進行予防。
- 「ミノキシジル」の濃度5%配合。
- 1回分の薬剤(1ml)がドーム部にたまるように計量されるノズル構造。
- 小さなノズルヘッドにより育毛部位でも薬剤を地肌に直接届けやすい。
- 無香料でにおいが気になりにくい。
- ミノキシジルがもつ、休止期毛包から初期成長期毛包への移行促進作用が、眠っている発毛の力を覚醒。
製品概要
区分:第1類医薬品
容量:60ml
定価:OPEN価格
販売時期:2019年4月
製品ホームページ:https://hc.kowa.co.jp/resurreck/
成分
ミノキシジル 5.0g(100ml中)
添加物として、エタノール、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、ph調整剤
成分詳細
成分は5種類
成分名 | 効果 |
---|---|
ミノキシジル | 最初は血管拡張薬として開発された成分。毛乳頭細胞や毛母細胞の活性化作用がある。 |
エタノール | 純度は95.1%-95.6%。抽出溶媒目的。揮発性による清涼作用。抗菌防腐の目的もある。 |
1,3-ブチレングリコール | 別名はBG、ブチレングリコール。吸水性が高く角質層の柔軟化および保湿作用がある。乾燥肌に効果。グリセリンに比べてべたつきが少ない。強くはないが抗菌性もある。 |
プロピレングリコール | 別名はPG。多価アルコール。グリセリンに似た特性を示すが粘度が低くさっぱりしている。保湿剤作用。経皮吸収を促す作用。 |
ph調整剤 | 化粧品のPHを調整するときの原料。Phを一定に保つことで製品そのものの分離や劣化を防ぐ。 |

まとめ
発毛剤 リザレックコーワ
2019年4月に興和株式会社が『リザレックコーワ』という発毛剤を販売しましたので詳細を調べてみました。
『リザレックコーワ』は発毛剤成分のミノキシジル(濃度5%)を配合し、保湿成分等をプラスしている製品です。
成分は全部で5種類で、ミノキシジル5%という有効成分は同じです。添加物数は他製品と変わりありません。※大正製薬を除く。
他社製品『ミノアップ』『ミノファイブ』『ミノグロウ』『ミノゲイン』『ミノキシジルローション5%「JG」』『加美乃素デルタ』と同じ成分構成です。
『ミノアップ』東和薬品株式会社
『ミノファイブ』小林薬品工業株式会社
『ミノグロウ』岩城製薬株式会社
『ミノゲイン』株式会社サンドラック
『ミノキシジルローション5%「JG」』日本ジェネリック株式会社
『加美乃素デルタ』株式会社 加美乃素本舗
『発毛剤の3社の比較 ロート製薬、アンファー、大正製薬』
※大正製薬はリアップX5プラスは成分が9種類。
製品価格が『リザレックコーワ』はOPEN価格となっています。実際いくらくらいなのか調べてみました。実勢価格3,300円(税込)
『リザレックコーワ』は『大正製薬、アンファー、ロート製薬、東和薬品』と比較すると約4,000円前後安くなっています。
ちなみに、別な他社製品『ミノゲイン』『ミノグロウ』『ミノファイブ』の価格が各々5,478円(税込)ですので、『リザレックコーワ』は約2,100円安いです。
まとめ
『興和株式会社のリザレックコーワ』は2019年4月に販売。
全成分は5種類で有効成分ミノキシジル(濃度5%)を配合。
『リザレックコーワ』は『ミノゲイン』『ミノアップ』『ミノグロウ』『ミノファイブ』『ミノキシジルローション5%「JG」』『加美乃素デルタ』の6製品と成分数、成分が同じ。
『リザレックコーワ』の価格は、他社(大正製薬、アンファー、ロート製薬、東和薬品)より約4,000円前後安い。
『リザレックコーワ』の価格は、他社製品『ミノゲイン』『ミノグロウ』『ミノファイブ』より約2,100円安い。
『興和株式会社のリザレックコーワ』はミノキシジル成分が入った製品の中では一番安い価格。
