『オーガニックシャンプー』の成分数 『ハーブ』

こんにちは。ブログ管理人のちゃおです。

オーガニックシャンプーのイメージは、なんか髪にとかに良さそうなイメージがありますよね。名前の通り自然な物が入っているからなんでしょうか。

でも値段が結構な金額です。

そこでオーガニックシャンプーに配合されている成分や成分の配合数、成分詳細が知りたくなってしまい調べてみました。

オーガニックシャンプーの成分の詳細

オーガニックとは

最初にオーガニックという言葉はどのような意味があるのでしょうか?

 

organic『オーガニック』
① 有機体の。
② 化学肥料や農薬を使用しない野菜や、添加物を入れていない食料品などをさす語。
JAS法では食品についての有機食品規定がされています。それ以外の物には、オーガニックの規定はありません。
食品以外の物は国で認定はしていないし定義もありませんので、定義はその商品を製造販売する企業次第ということになります。

商品名:さくらの森シャンプー

オーガニックシャンプー

さくらの森 オーガニックシャンプー

分類:医薬部外品
目的:頭皮環境を整える、髪のつや、こし、はりを取り戻す
価格:4,000円(税込み)300ml

 

成分:40種類

  1. 水(オーガニックハーブティー)
  2. ラウロイルメチルアラニンNa
  3. ココイルグルタミン酸Na
  4. ココアンホプロピオン酸Na
  5. グリセリン
  6. コカミドプロピルベタイン
  7. ココイル加水分解ダイズタンパクK
  8. サピンヅストリホリアスツ果実エキス
  9. ヤシ油
  10. アルガニアスピノサ核油
  11. フムスエキス(フルボ酸含有)
  12. シンジオフィトンラウタネニ核油
  13. バオバブ種子油
  14. ユチャ油
  15. ラフィノース
  16. アロエベラ葉エキス
  17. ジラウロイルグルタミン酸リシンNa
  18. クエン酸
  19. 加水分解シルク
  20. ポリクオタニウム-10
  21. センブリエキス
  22. ユズ果実エキス
  23. シロキクラゲ多糖体
  24. ヒアルロン酸Na
  25. サンショウ果実エキス
  26. グレープフルーツ果実エキス
  27. スイカズラ花エキス
  28. プルサチラコレアナエキス
  29. アルニカ花エキス
  30. オドリコソウ花/葉/茎エキス
  31. オランダガラシ葉/茎エキス
  32. ゴボウ根エキス
  33. セイヨウキズタ葉/茎エキス
  34. ニンニク根エキス
  35. セイヨウアカマツ球果エキス
  36. ローズマリー葉エキス
  37. ローマカミツレ花エキス
  38. ソメイヨシノ葉エキス
  39. 香料(アロマ精油ブレンド)

成分詳細

成分名
効果
①水(オーガニックハーブティー)
医薬部外品では精製水の事をさす。ろ過やイオン交換で不純物を取り除いた水。様々な水溶性物質を溶かし込むために最も汎用されている溶媒。ローリエ、よもぎ、ミント、バジル、ローズマリー、すぎな、カモミールを煮出しして作製。
②ラウロイルメチルアラニンNa
別名はラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液。アミノ酸系アニオン界面活性剤。適度な洗浄力と脱脂力があり、弱酸性で起泡力や透明性も良い。硬水でも泡立ちが良い。弱酸性において両性界面活性剤との組み合わせで優れた増粘効果あり。
③ココイルグルタミン酸Na
別名はN-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸ナトリウム。ココナッツオイルを原料にしたアミノ酸系のアニオン(陰イオン)界面活性剤。泡立ちは控えめ、低刺激でマイルドに汚れを落とし、肌に必要な栄養分を残しながら洗浄できる。 また髪への吸着性があり、洗い上がりはしっとりしあがる。 肌や髪と同じ弱酸性の商品に使われることが多いため、敏感肌やダメージヘアに適している。
④ココアンホプロピオン酸Na
別名はN-ヤシ油脂肪酸アシル-N’-カルボキシエチル-N’-ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム。ココナッツオイルを原料にした両性界面活性剤。起泡剤として使用。肌や毛髪に対して刺激の少ない成分。
⑤グリセリン
吸水性が高く角質層の柔軟化および保湿作用がある。乾燥肌に効果。化粧水でよく使われる。安全性は高い。水に混ざると発熱する性質を利用してつくられる温感化粧品がある。
⑥コカミドプロピルベタイン
別名はヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液 。ココナッツオイルを原料にした両性界面活性剤。キメの細かい泡を作ることができる。アレルギー体質は皮膚炎の病歴がない場合はアレルギーの起こる可能性は低く安全性の高い成分。
⑦ココイル加水分解ダイズタンパクK
ココナッツオイルを原料にしたアニオン界面活性剤。ヤシ油脂肪酸と大豆タンパクの加水分解で出来る。低刺激でマイルドな洗浄力。髪への吸着効果があり保湿に優れる。
⑧サピンヅストリホリアスツ果実エキス
サピンヅストリホリアスツ果実から抽出して得られるエキス。気泡性、抗菌作用、除菌作用、抗酸化作用。
⑨ヤシ油
ココナッツの種子内部の胚乳から抽出精製し作られる油脂。
⑩アルガニアスピノサ核油
アカテツ科植物アルガンノキの種子から得られる植物油。オレイン酸、リノール酸、パルミチン酸、ステアリン酸を含む。抗酸化作用、皮膚の柔軟化作用と保湿作用。
⑪フムスエキス(フルボ酸含有)
海洋性珪藻土から抽出したエキス。ビタミン、アミノ酸、ミネラル等を含む。頭皮や髪の保湿効果、キレート作用、抗酸化作用、抗炎症作用、血行促進作用。
⑫シンジオフィトンラウタネニ核油
別名はモンゴンゴオイル。モンゴンゴの木の果実から抽出した植物油。エレオステアリン酸等を含む。抗酸化作用、保湿作用、紫外線保護作用。
⑬バオバブ種子油
バオバブの種子から抽出したエキス。オレイン酸、リノール酸、パルミチン酸、ビタミンA,D、E等も含む。保湿効果、抗酸化作用。
⑭ユチャ油
ツバキ科のサザンカやユチャの種子から抽出した植物油。オレイン酸を多く含む。皮膚のコンディション剤。頭皮や髪の保湿効果。柔軟化作用。
⑮ラフィノース
甜菜から抽出して得られるオリゴ糖。皮膚の保湿効果、バリア効果。
⑯アロエベラ葉エキス
ユリ科植物アロエベラの葉から抽出して得られるエキス。ムコ多糖類、アミノ酸、アロエサポナリンⅠを含む。抗酸化作用、紫外線保護作用、抗老化作用。
⑰ジラウロイルグルタミン酸リシンNa
別名はジラウロイルグルタミン酸ナトリウム液。グルタミン酸とアミノ酸のリジンから作られたジェミニ型界面活性剤。髪のダメージ修復作用、保湿作用、低刺激。
⑱クエン酸
ph調整の緩衝剤と収れん作用。アルカリ性になってしまった頭皮を弱酸性に戻したり、酸性に寄せることで収れん作用を起こし肌の引き締め効果をもたらす。
⑲加水分解シルク
蚕の絹繊維を加水分解して得られる可溶性シルク。皮膚へのバリア効果や乾燥を防ぐ。被膜形成効果。抗酸化作用。髪の修復効果。
⑳ポリクオタニウム-10
別名は塩化O-〔2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル〕ヒドロキシエチルセルロース。シャンプーの柔軟効果を引き出す素材。セルロースを、傷んだ毛髪に吸着しやすくカチオン化したポリマー。コンディショニング効果により、洗髪時のきしみをやわらげる。
㉑センブリエキス
リンドウ科植物センブリから抽出して作られるエキス。室町時代からある胃腸薬。抗酸化作用、消炎鎮痛作用、血行促進や育毛作用がある。
㉒ユズ果実エキス
ミカン科植物ユズの果実から抽出したエキス。保湿効果、血行促進効果、角質剥離効果。髪のダメージ補修効果。
㉓シロキクラゲ多糖体
シロキクラゲ科植物シロキクラゲから抽出して得られるエキス。マンノース、キシロース、グルクロン酸を含む。保湿作用、バリア改善作用、抗酸化作用、泡立ち改善作用。
㉔ヒアルロン酸Na
優れた保水力と高い粘弾性を持つ成分。もともとヒアルロン酸は皮膚・関節・眼球・血管などに多く存在し水分を保持している。
㉕サンショウ果実エキス
ミカン科サンショウの果皮から抽出したエキス。抗菌作用、血行促進、育毛、白髪防止作用。
㉖グレープフルーツ果実エキス
ミカン科植物グレープフルーツの果実から抽出したエキス。皮膚の保湿効果、収れん作用、バリア機能改善効果。抗菌作用。
㉗スイカズラ花エキス
スイカズラ科植物スイカズラ花から抽出したエキス。抗菌作用、抗老化作用、抗白髪作用、保湿作用、抗炎症作用、色素沈着抑制効果。
㉘プルサチラコレアナエキス
植物のプルサチラコレアナの全草から抽出したエキス。抗炎症効果、鎮痛作用、皮膚コンディショニング剤。
㉙銀
別名はAG。殺菌作用、抗菌作用。消臭効果。
㉚アルニカ花エキス
キク科植物アルニカの花から抽出したエキス。抗炎症作用、鎮痛作用、血行促進作用、色素沈着抑制作用。
㉛オドリコソウ花/葉/茎エキス
シソ科オドリコソウの花、茎、葉から抽出したエキス。保湿作用、抗炎症作用、収れん作用。
㉜オランダガラシ葉/茎エキス
アブラナ科植物オランダガラシの全草から抽出したエキス。保湿作用、血行促進作用、発毛促進作用。
㉝ゴボウ根エキス
キク科植物ゴボウの根から抽出したエキス。保湿作用、血行促進作用、育毛作用。
㉞セイヨウキズタ葉/茎エキス
ウコギ科植物セイヨウキズタの葉・茎から抽出したエキス。抗菌作用、抗炎症作用、保湿作用、血管拡張作用、むくみ改善作用。
㉟ニンニク根エキス
ユリ科植物ニンニクの鱗茎から抽出したエキス。抗菌作用、殺菌作用、保湿作用、抗アレルギー作用、血行促進作用、抗酸化作用。育毛作用。
㊱セイヨウアカマツ球果エキス
 マツ科植物セイヨウアカマツの松ぼっくりから抽出したエキス。保湿作用、消臭作用、収れん作用、消炎作用、皮膚のたるみ防止作用。
㊲ローズマリー葉エキス
シソ科植物ローズマリーの葉から抽出したエキス。抗酸化作用、抗菌作用、抗アレルギー作用、血行促進作用、色素沈着抑制作用、抗老化作用。
㊳ローマカミツレ花エキス
キク科植物ローマカミツレの花から抽出したエキス。抗炎症作用、抗菌作用、脱毛抑制作用、消臭作用、皮膚の代謝促進作用。
㊴ソメイヨシノ葉エキス
バラ科植物ソメイヨシノの葉から抽出したエキス。抗酸化作用、抗アレルギー作用。
㊵香料(アロマ精油ブレンド)
化粧品に香りをつけるため配合される微量成分の総称。食品以外のものに添加するものをフレグランス、食品に添加するものをフレーバーという。この製品の場合ラベンダーやオレンジ等を用いて精油してブレンド。

まとめ

オーガニックシャンプーの成分数と詳細

下記3点について上記に記載してみました。

  1. オーガニックシャンプーはどのような成分を使用していているのか?
  2. オーガニックシャンプーはどのくらいの数の成分が入っているのか?
  3. オーガニックシャンプーに配合されている成分の効果はどのようなものなのか?

調査した結果ですが、

  • オーガニックのシャンプーの成分数は、通常のシャンプーの約3~4倍くらい入っています。
  • 自然の植物から抽出したエキス成分が突出して入っています。
  • 頭皮や髪にダメージが無いように、かつそれらを整える成分が良く考えられて入っています。
  • 水は通常精製水のみなんですがハーブをブレンドしているところは、良く作られていると思います。
  • 香料も精油をブレンドして配合しており、細かい仕事をしていると思います。

 

値段を見てしまうと少し引いてしまいますが、内容を成分ごとに確認していくとこの値段ならと納得してしましまいました。

実際1回は使用してみたいと思う製品です。

 

https://chao-chao19.com/2019/07/%e5%80%a4%e6%ae%b5%e3%81%ae%e9%ab%98%e3%81%84%e6%8a%97%e8%8f%8c%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%bc%e3%81%af%e4%bd%95%e3%81%8c%e9%81%95%e3%81%86%e3%81%ae%ef%bc%9f%e6%88%90%e5%88%86%e3%82%92/

https://chao-chao19.com/2019/07/%e3%83%95%e3%82%b1%e3%83%9f%e3%83%b3%e3%80%80%e9%a0%ad%e7%9a%ae%e3%81%ae%e3%83%95%e3%82%b1%e3%82%84%e3%81%8b%e3%82%86%e3%81%bf%e3%81%ab%e5%8a%b9%e6%9e%9c%e3%81%8c%e3%81%82%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%81%91/

https://chao-chao19.com/2019/07/%e9%a0%ad%e7%9a%ae%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%80%80%e3%81%b5%e3%81%91%e3%81%8b%e3%82%86%e3%81%bf%e7%94%a8%ef%bc%92%e8%a3%bd%e5%93%81%e3%81%ae%e6%88%90%e5%88%86%e3%81%ae%e8%a9%b3/

https://chao-chao19.com/2019/07/%e6%8a%97%e8%8f%8c%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%bc%e3%81%ae%e6%88%90%e5%88%86%e3%80%80%e3%81%a9%e3%81%ae%e3%82%88%e3%81%86%e3%81%aa%e5%8a%b9%e6%9e%9c%e3%81%8c%e3%81%82%e3%82%8b%e3%81%8b/

https://chao-chao19.com/2019/07/%e9%a0%ad%e7%9a%ae%e3%81%ae%e3%81%b5%e3%81%91%e3%81%ab%e5%8a%b9%e6%9e%9c%e3%81%ae%e3%81%82%e3%82%8b%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%bc%e3%81%a8%e9%a0%ad%e7%9a%ae%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%82%b7/

 

ドクターズヘア

『抗菌シャンプー』値段の高い製品は何が違うの?『成分を調査』

betsumeこんにちは。ブログ管理人のちゃおです。

シャンプーは色々な種類、たくさん世の中に出ていますよね。髪や頭皮の目的によって選択するシャンプーも違ってきますよね。

今回お話しするのは、頭皮のフケやかゆみに効果のある抗菌シャンプーと言われるものです。

このカテゴリーのシャンプーも多くの種類がありますし、当然ながら価格も違ってきます。となると価格の差は何故生まれてくるのでしょうか?

高めの抗菌シャンプーと言われる中身の成分を調べていきたいと思います。

高めの抗菌シャンプー 2種類の紹介

商品名:カダソン スカルプシャンプー

分類:医薬部外品

目的:フケ・かゆみを防ぐ

価格:3,218円(税込)250ml

成分:

  1. グリチルリチン酸ジカリウム
  2. サリチル酸
  3. 精製水
  4. N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム液
  5. ラウリン酸アミドプロピルベタイン液
  6. ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液
  7. ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
  8. 1,3-プロパンジオール
  9. ポリオキシプロピレンヤシ油脂肪酸モノイソプロパノールアミド(1P.O.)
  10. エタノール
  11. フェノキシエタノール
  12. 塩化O-〔2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル〕ヒドロキシエチルセルロース
  13. ポリオキシエチレンジオレイン酸メチルグルコシド
  14. クエン酸
  15. 1,3-ブチレングリコール
  16. ダイズエキス
  17. チャエキス(1)
  18. レイシエキス
  19. シロキクラゲ多糖体

 

成分名効果
グリチルリチン酸ジカリウムグリチルリチン酸2Kとも言われる。マメ科植物カンゾウの根茎から抽出して得られるグリチルリチン酸にカリウムを結合させたもの。抗炎症成分、抗アレルギー作用。
サリチル酸一般細菌、真菌に対して強い発育抑制作用がある抗菌剤。防腐剤。皮膚の角質軟化作用もある。
③精製水ろ過やイオン交換で不純物を取り除いた水。様々な水溶性物質を溶かし込むために最も汎用されている溶媒。
④N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム液ココナッツオイルを原料にしたアミノ酸系界面活性剤。ヤシ脂肪酸とグリシンから出来ている。比較的低刺激で洗浄力が高く泡立ちが良い。
⑤ラウリン酸アミドプロピルベタイン液別名はラウラミドプロピルベタイン。ベタイン系両性界面活性剤。アニオン・カチオン・ノニオン界面活性剤との相性が良い。低刺激でマイルドな洗浄力および起泡力がある。
⑥ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液別名はラウロイルメチルアラニンNa。アミノ酸系アニオン界面活性剤。適度な洗浄力と脱脂力があり、弱酸性で起泡力や透明性も良い。硬水でも泡立ちが良い。弱酸性において両性界面活性剤との組み合わせで優れた増粘効果あり。
⑦ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドココナッツオイルを原料にした非イオン(ノニオン)界面活性剤。別名はコカミドDEA。溶液のとろみ(増粘)をつけるための補助剤。陰イオン界面活性剤の作用をマイルドにする性質がある。刺激性は低い。
⑧1,3-プロパンジオール抗菌性を有する多価アルコール。高い吸湿性と保水性を持つ。
⑨ポリオキシプロピレンヤシ油脂肪酸モノイソプロパノールアミド(1P.O.)別名はPPG-2コカミド。ココナッツオイルを原料にした非イオン(ノニオン)界面活性剤。気泡剤、増粘剤として作用。
⑩エタノール純度は95.1%-95.6%。抽出溶媒目的。揮発性による清涼作用。抗菌防腐の目的もある。
⑪フェノキシエタノールグラム陰性菌に対する抗菌・防腐作用。製品自体、菌が増殖しないようにする為。防腐剤。化粧品等に多く使用される。皮膚刺激性、アレルギー性はほとんど無し。
⑫塩化O-〔2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル〕ヒドロキシエチルセルロース別名はポリクオタニウム-10。シャンプーの柔軟効果を引き出す素材。セルロースを、傷んだ毛髪に吸着しやすくカチオン化したポリマー。コンディショニング効果により、洗髪時のきしみをやわらげる。
⑬ポリオキシエチレンジオレイン酸メチルグルコシド保湿剤。洗浄剤の粘度調整剤としても使用。低刺激で副作用が少ない。人間の毛髪にも存在する生体内脂肪酸。
⑭クエン酸ph調整の緩衝剤と収れん作用。アルカリ性になってしまった頭皮を弱酸性に戻したり、酸性に寄せることで収れん作用を起こし肌の引き締め効果をもたらす。
⑮1,3-ブチレングリコール吸水性が高く角質層の柔軟化および保湿作用がある。乾燥肌に効果。グリセリンに比べてべたつきが少ない。強くはないが抗菌性もある。
⑯ダイズエキスマメ科植物ダイズの種子から水で抽出して得られるエキス。イソフラボン類としてゲニスチンやダイジン、サポニンの他にもタンパク質や脂肪、鉄分、カルシウムなど、ミネラルを含む。抗老化作用、色素沈着防止作用、角質層のバリア機能。
⑰チャエキス(1)ツバキ科植物チャノキの葉から抽出して得られるエキス。エピガロカテキンガレート、カフェイン、テオフィリン、キサンチン、テアニン、ビタミンCを含む。消炎作用、抗酸化作用、抗菌作用、収れん作用、色素沈着抑制作用、血流促進、育毛作用。
⑱レイシエキスサルノコシカケ科植物マンネンタケ抽出して得られるエキス。β-グルカン、アミノ酸、ビタミン類、トリテルペノイド:ガノデリン酸を含む。保湿作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用、抗白髪作用。
⑲シロキクラゲ多糖体シロキクラゲ科植物シロキクラゲから抽出して得られるエキス。マンノース、キシロース、グルクロン酸を含む。保湿作用、バリア改善作用、抗酸化作用、泡立ち改善作用。

商品名:デミ ビオーブモイストスキャルプシャンプー

分類:医薬部外品

目的:フケ・かゆみを防ぐ

価格:1,516円(税込み)250ml

成分:

  1. ピロクトンオラミン
  2. 精製水
  3. ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム
  4. ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン
  5. 2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン
  6. ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液
  7. ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液
  8. ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド
  9. カワラヨモギエキス
  10. キョウニンエキス
  11. クララエキス(1)
  12. センキュウエキス
  13. シャクヤクエキス
  14. N-[3-アルキル(12,14)オキシ-2-ヒドロキシプロピル]-L-アルギニン塩酸塩液
  15. DL-リンゴ酸
  16. イノシット
  17. 1,3-ブチレングリコール
  18. 塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ),プロピル]ヒドロキシエチルセルロース
  19. ジステアリン酸ポリエチレングリコール(1)
  20. エタノール
  21. 無水エタノール
  22. l-メントール
  23. エデト酸2ナトリウム
  24. メチルクロロイソチアゾリノン
  25. メチルイソチアゾリノン液
  26. 香料

 

成分名効果
①ピロクトンオラミン別名はオクトピロックス。皮膚糸状菌、酵母、カビ、グラム陽性菌、グラム陰性菌にも殺菌効果。幅広いph領域で抗菌効果あり。皮脂の酸化によって生じる過酸化脂質の生成を抑える抗酸化作用。
②精製水ろ過やイオン交換で不純物を取り除いた水。様々な水溶性物質を溶かし込むために最も汎用されている溶媒。
③ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウムヤシ油脂肪酸とアミノ酸のタウリンからなるアミノ酸系陰イオン界面活性剤。適度な洗浄性、泡立ちの安定性、低刺激、コンディショニング効果や、ベタつきの少なさが特徴。
④ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインアミノ酢酸ベタインなどから合成される両性界面活性剤。低刺激性で増粘効果、起泡力がある。他のアニオン界面活性剤と相乗効果がある。
⑤2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン別名はココアンホ酢酸Na。ベタイン系の両性界面活性剤。硬水でも洗浄力が落ちることがなく、起泡力もあり、アニオン界面活性剤との相乗効果もある。
⑥ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液別名はラウロイルメチルアラニンNa。アミノ酸系アニオン界面活性剤。適度な洗浄力と脱脂力があり、弱酸性で起泡力や透明性も良い。硬水でも泡立ちが良い。弱酸性において両性界面活性剤との組み合わせで優れた増粘効果あり。
⑦ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液ココナッツオイルを原料にした両性界面活性剤。キメの細かい泡を作ることができる。アレルギー体質は皮膚炎の病歴がない場合はアレルギーの起こる可能性は低く安全性の高い成分。
⑧ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド別名はコカミドMEA。ココナッツオイルを原料にした非イオン界面活性剤。増粘効果、増泡効果、泡安定効果。アニオン活性剤の増粘を補う。パール光沢補助剤としても使用される。
⑨カワラヨモギエキスキク科植物カワラヨモギの頭花から抽出して得られるエキス。カピリン、β-ピネン、フラボノイド、ジカフェオイルキナ酸、クロロゲン酸を含む。抗炎症作用、抗アレルギー作用、収れん作用、抗菌作用、抗酸化作用、色素沈着抑制作用、育毛作用がある。
⑩キョウニンエキス別名はアンズ種子エキス。バラ科植物アンズの種子得られるエキス。アミグダリン、エムルシン、バンガミン酸を含む。角質層のバリア機能および保湿作用、色素沈着抑制作用、育毛作用、消臭作用がある。
⑪クララエキス(1)マメ科植物クララから抽出して得られるエキス。マトリン、オキシマトリン、アナギリン、ソフォラフラバノンG、クラリノール、サポニンを含む。抗菌作用、抗炎症作用、色素沈着抑制作用、育毛作用がある。
⑫センキュウエキスセリ科植物センキュウの根・茎から抽出して得られるエキス。クニデライド、センキュウノライド、リグスチリド、ポリフェノール系化合物を含む。血行促進作用、抗酸化作用、色素沈着抑制作用、育毛作用がある。
⑬シャクヤクエキスボタン科植物シャクヤクの根から抽出して得られるエキス。ペオニフロリン、アルビフロリン、ガロタニン、ベオノール、安息香酸を含む。抗菌作用、角質層のバリア機能および保湿作用、色素沈着抑制作用、抗老化作用、育毛作用がある。
⑭N-[3-アルキル(12,14)オキシ-2-ヒドロキシプロピル]-L-アルギニン塩酸塩液別名はアルキル(12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCl液。アミノ酸系両性界面活性剤。帯電防止効果、保湿効果。低刺激性。
⑮DL-リンゴ酸リンゴなどの果実に含まれる。工業的にはフマル酸を合成またはブドウ糖を還元して得られる有機酸。Ph調整の緩衝作用、角質の剥離作用で皮膚表面を滑らかにする。
⑯イノシット別名はイノシトール。人体内に存在する栄養源。人間の皮膚組織の維持に欠かせない生体成分。脱毛予防や皮膚病予防作用あり。ヘアコンディショニング剤、保水剤として使用される。
⑰1,3-ブチレングリコール別名はBG。吸水性が高く角質層の柔軟化および保湿作用がある。乾燥肌に効果。グリセリンに比べてべたつきが少ない。強くはないが抗菌性もある
⑱塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ),プロピル]ヒドロキシエチルセルロース別名はポリクオタニウム-10。シャンプーの柔軟効果を引き出す素材。セルロースを、傷んだ毛髪に吸着しやすくカチオン化したポリマー。コンディショニング効果により、洗髪時のきしみをやわらげる。
⑲ジステアリン酸ポリエチレングリコール(1)ステアリン酸とポリエチレングリコールのジエステル。低刺激性の乳化剤、界面活性剤として使用。
⑳エタノール純度は95.1%-95.6%。抽出溶媒目的。揮発性による清涼作用。抗菌防腐の目的もある。
㉑無水エタノール純度は99.5%以上。抽出溶媒目的。揮発性による清涼作用。抗菌防腐の目的もある。
㉒l-メントール別名はメントール。植物のハッカに多く含まれる成分で清涼感が強い成分。約26℃で冷刺激受容体に作用して、より高い温度でも冷たく感じさせる効果あり。鎮静作用、消炎作用。
㉓エデト酸2ナトリウム別名EDTA。キレート作用。変臭や変色防止としての働きと洗浄力の低下防止、化粧品の安定を目的とする。
㉔メチルクロロイソチアゾリノンメチルイソチアゾリノン製造プロセスにおける副産物。製品自体の防腐、抗菌作用を目的とする。グラム陰性菌、グラム陽性菌、カビ等に対して抗菌作用あり。メチルイソチアゾリノンとの組み合わせで使用される。
㉕メチルイソチアゾリノン液製品自体の防腐、抗菌作用を目的とする。グラム陰性菌、グラム陽性菌、カビ等に対して抗菌作用あり。メチルクロロイソチアゾリノンとの組み合わせで使用される。
㉖香料化粧品に香りをつけるため配合される微量成分の総称。食品以外のものに添加するものをフレグランス、食品に添加するものをフレーバーという。

まとめ

 

高めの抗菌シャンプーの成分と詳細を記載してみましたが、いかがでしたか?

私が感じたことは抗菌シャンプーの抗菌という部分に関しては、その抗菌成分はきっちりと入れ込んであるということです。

次にシャンプーに入っている成分が通常の抗菌シャンプーに比べて多いという事です。おおよそ1.5倍から2倍は、成分が多いのではないでしょうか。

また通常のシャンプーには入っていない成分、植物等のエキスが入っていることが特徴ではないかと思います。

自然のものからエキスを抽出しているので、手間がかかっている。頻繁に使う植物でもないので単価は高いでしょう。つまりコストがかかっているのではないかと考えます。

最後に高めの抗菌シャンプーがなぜ値段のランクが上なのでしょうか。

それは成分が多く入っている事、草木等の自然材料成分が入っているのでコストがかかっている事が理由なのではないかと考えます。

https://chao-chao19.com/2019/07/%e9%a0%ad%e7%9a%ae%e3%81%ae%e3%81%b5%e3%81%91%e3%81%ab%e5%8a%b9%e6%9e%9c%e3%81%ae%e3%81%82%e3%82%8b%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%bc%e3%81%a8%e9%a0%ad%e7%9a%ae%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%82%b7/

https://chao-chao19.com/2019/07/%e6%8a%97%e8%8f%8c%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%bc%e3%81%ae%e6%88%90%e5%88%86%e3%80%80%e3%81%a9%e3%81%ae%e3%82%88%e3%81%86%e3%81%aa%e5%8a%b9%e6%9e%9c%e3%81%8c%e3%81%82%e3%82%8b%e3%81%8b/

https://chao-chao19.com/2019/07/%e9%a0%ad%e7%9a%ae%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%80%80%e3%81%b5%e3%81%91%e3%81%8b%e3%82%86%e3%81%bf%e7%94%a8%ef%bc%92%e8%a3%bd%e5%93%81%e3%81%ae%e6%88%90%e5%88%86%e3%81%ae%e8%a9%b3/

https://chao-chao19.com/2019/07/%e3%83%95%e3%82%b1%e3%83%9f%e3%83%b3%e3%80%80%e9%a0%ad%e7%9a%ae%e3%81%ae%e3%83%95%e3%82%b1%e3%82%84%e3%81%8b%e3%82%86%e3%81%bf%e3%81%ab%e5%8a%b9%e6%9e%9c%e3%81%8c%e3%81%82%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%81%91/

抗菌シャンプー 4商品の成分と効果を詳しく調べてみました。

こんにちは。ブログ管理人のちゃおです。

シャンプーの裏を見てみるとたくさんの聞いたことのない化学的な成分が記載されていますよね。

いまだによくわかっていないこともあり、どの成分がどのような効果を生み出すのか知りたくなりました。

前回のブログで抗菌剤入りのシャンプーを記載していますが、すべての成分を把握することができていません。

特に抗菌シャンプーの抗菌成分が気になりますよね。

下記に紹介する抗菌シャンプーに使用されている抗菌成分は3つあります。

  1. ミコナゾール硝酸塩
  2. ピロクトンオラミン
  3. パラペン

そういうわけで、シャンプーの成分の詳細と効果をお話ししていきたいと思います。

抗菌シャンプー4種類

商品名:メディクイックHシャンプー

販売会社:ロート製薬株式会社

分類:医薬部外品

目的:頭皮環境を整えて、フケ・かゆみを防ぐ。

成分

  1. ミコナゾール硝酸塩
  2. グリチルリチン酸ジカリウム
  3. ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液
  4. ヤシ油脂肪酸アシルDL-アラニンTEA液
  5. ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
  6. ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na
  7. 濃グリセリンロート油
  8. 塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース
  9. POEジオレイン酸メチルグルコシド
  10. ジステアリン酸グリコール
  11. フェノキシエタノール
  12. ビタミンE
  13. クエン酸
  14. 水酸化Na
  15. エデト酸塩
  16. メントール
  17. 無水エタノール
  18. 香料

 

成分名効果
①ミコナゾール硝酸塩白癬菌、小胞子菌属やカンジダ菌属などの各種真菌に対して強い抗菌作用を示す。真菌の増殖を抑える抗菌成分。副作用として発赤、紅斑、かゆみ、痛み、刺激感、かぶれ、乾燥、亀裂などが生じることがある。
②グリチルリチン酸ジカリウムグリチルリチン酸2Kとも言われる。マメ科植物カンゾウの根茎から抽出して得られるグリチルリチン酸にカリウムを結合させたもの。抗炎症成分、抗アレルギー作用
③ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液ココナッツオイルを原料にした両性界面活性剤。キメの細かい泡を作ることができる。アレルギー体質は皮膚炎の病歴がない場合はアレルギーの起こる可能性は低く安全性の高い成分。
④ヤシ油脂肪酸アシルDL-アラニンTEA液ココナッツオイルを原料にしたアニオン(陰イオン)界面活性剤。キメの細かい泡を作ることができる。髪や頭皮に優しく、低刺激で安全性が高いため、敏感肌の人にも最適。成分のコスト自体は高価。
⑤ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドココナッツオイルを原料にした非イオン(ノニオン)界面活性剤。別名はコカミドDEA。溶液のとろみ(増粘)をつけるための補助剤。アニオン界面活性剤の作用をマイルドにする性質がある。刺激性は低い。
⑥ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Naココナッツオイルを原料にしたアミノ酸系のアニオン(陰イオン)界面活性剤。泡立ちは控えめ、低刺激でマイルドに汚れを落とし、肌に必要な栄養分を残しながら洗浄できる。 また髪への吸着性があり、洗い上がりはしっとりしあがる。 肌や髪と同じ弱酸性の商品に使われることが多いため、敏感肌やダメージヘアに適している。
⑦濃グリセリンロート油肌への高い吸湿性と保水性を持っている。化粧品によく使用されている保湿剤。皮膚刺激性、アレルギー性はほとんど無し。
⑧塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース別名はポリクオタニウム-10、カチオン化セルロース。シャンプーの柔軟効果を引き出す素材。セルロースを、傷んだ毛髪に吸着しやすくカチオン化したポリマー。コンディショニング効果により、洗髪時のきしみをやわらげる。
⑨POEジオレイン酸メチルグルコシドPOE→ポリオキシエチレン。保湿剤。洗浄剤の粘度調整剤としても使用。低刺激で副作用が少ない。人間の毛髪にも存在する生体内脂肪酸。
⑩ジステアリン酸グリコール非イオン海面活性剤。パール光沢形成剤。光沢、乳濁感でシャンプーに高級感を出す目的で使用。皮膚刺激性、アレルギー性はほとんど無し。
⑪フェノキシエタノールグラム陰性菌に対する抗菌・防腐作用。製品自体、菌が増殖しないようにする為。防腐剤。化粧品等に多く使用される。皮膚刺激性、アレルギー性はほとんど無し。
⑫ビタミンE優れた抗酸化作用、皮膚の血液循環作用に優れている。老化防止にも効果。肌や頭皮から有害物質を除去する、発毛を促進する、抜け毛を改善する、白髪を減らすなどの様々な利点。
⑬クエン酸ph調整の緩衝剤と収れん作用。アルカリ性になってしまった頭皮を弱酸性に戻したり、酸性に寄せることで収れん作用を起こし肌の引き締め効果をもたらす。
⑭水酸化Na強アルカリ性を示す水溶性のナトリウム水酸化物。ph調整の緩衝剤。化粧品ではpHを保つために酸性成分との組み合わせによる使用が多い。大気や人に触れた時にphが動いて効果がなくなることを防ぐ。
⑮エデト酸塩別名EDTA。キレート作用。変臭や変色防止としての働きと洗浄力の低下防止、化粧品の安定を目的とする。
⑯メントール別名はl-メントール。植物のハッカに多く含まれる成分で清涼感が強い成分。約26℃で冷刺激受容体に作用して、より高い温度でも冷たく感じさせる効果あり。鎮静作用、消炎作用。
⑰無水エタノール抗菌防腐の目的。純度が99.5%以上を無水エタノールと定義。
⑱香料化粧品に香りをつけるため配合される微量成分の総称。食品以外のものに添加するものをフレグランス、食品に添加するものをフレーバーという。

 

商品名:コラージュフルフル すっきりさらさらタイプ(脂性フケ用)

 

販売会社:持田ヘルスケア株式会社(持田製薬グループ)

分類:医薬部外品

目的:フケ・かゆみを防ぐ

成分

  1. ミコナゾール硝酸塩
  2. ピロクトンオラミン
  3. アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン
  4. ラウロイルメチル-β-アラニンNa液
  5. ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
  6. 濃グリセリン
  7. プロピレングリコール
  8. コハク酸一ナトリウム
  9. 無水クエン酸

 

成分名効果
①ミコナゾール硝酸塩白癬菌、小胞子菌属やカンジダ菌属などの各種真菌に対して強い抗菌作用を示す。真菌の増殖を抑える抗菌成分。副作用として発赤、紅斑、かゆみ、痛み、刺激感、かぶれ、乾燥、亀裂などが生じることがある。
②ピロクトンオラミン別名はオクトピロックス。皮膚糸状菌、酵母、カビ、グラム陽性菌、グラム陰性菌にも殺菌効果。幅広いph領域で抗菌効果あり。皮脂の酸化によって生じる過酸化脂質の生成を抑える抗酸化作用。
③アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン別名はココアンホ酢酸Na。ヤシ油由来の脂肪酸を原料とするカチオン基とアニオン基の両方を分子の中にもっている両性界面活性剤。泡立ち力が良く、アニオン界面活性剤との相乗効果がある。肌や毛髪に対して刺激性が少ないので、髪、肌にうるおいと柔軟性を与える。
④ラウロイルメチル-β-アラニンNa液アミノ酸系アニオン界面活性剤。適度な洗浄力と脱脂力があり、弱酸性で起泡力や透明性も良い。硬水でも泡立ちが良い。弱酸性において両性界面活性剤との組み合わせで優れた増粘効果あり。
⑤ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドココナッツオイルを原料にした非イオン(ノニオン)界面活性剤。別名はコカミドDEA。溶液のとろみ(増粘)をつけるための補助剤。アニオン界面活性剤の作用をマイルドにする性質がある。刺激性は低い。
⑥濃グリセリン吸水性が高く角質層の柔軟化および保湿作用がある。乾燥肌に効果。化粧水でよく使われる。安全性は高い。水に混ざると発熱する性質を利用してつくられる温感化粧品がある。
⑦プロピレングリコール別名はPG。水分を吸収吸着しやすい性質で保湿性に優れる。食品添加物では菌の繁殖を抑えるので品質保持剤として使用される。
⑧コハク酸一ナトリウム別名はコハク酸Na。化粧品ではpH調整剤として使用される。一般的には貝類のうま味成分であり、食品添加物として使用。
⑨無水クエン酸クエン酸を乾燥させたもので水分子と結合していない状態。ph調整の緩衝剤と収れん作用。アルカリ性になってしまった頭皮を弱酸性に戻したり、酸性に寄せることで収れん作用を起こし肌の引き締め効果をもたらす。
⑩水医薬部外品では精製水の事をさす。ろ過やイオン交換で不純物を取り除いた水。様々な水溶性物質を溶かし込むために最も汎用されている溶媒。

 

商品名:ミノン 薬用ヘアシャンプー

 

販売会社:第一三共ヘルスケア株式会社

分類:医薬部外品

目的:フケ・かゆみを防ぐ

成分

  1. グリチルリチン酸2K
  2. ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA液
  3. ラウロイルメチル-β-アラニンNa液
  4. ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液
  5. ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
  6. BG
  7. POEセトステアリルヒドロキシミリスチレンエーテル
  8. ラウリン酸ポリグリセリル
  9. 塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース
  10. 安息香酸Na
  11. パラベン
  12. 香料
  13. ヒドロキシエタンジホスホン酸液

 

成分名効果
①グリチルリチン酸2K別名はグリチルリチン酸ジカリウム。マメ科植物カンゾウの根茎から抽出して得られるグリチルリチン酸にカリウムを結合させたもの。抗炎症成分、抗アレルギー作用。
②ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA液別名はヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na。ココナッツオイルを原料にしたアミノ酸系のアニオン(陰イオン)界面活性剤。泡立ちは控えめ、低刺激でマイルドに汚れを落とし、肌に必要な栄養分を残しながら洗浄できる。 また髪への吸着性があり、洗い上がりはしっとりしあがる。 肌や髪と同じ弱酸性の商品に使われることが多いため、敏感肌やダメージヘアに適している。
③ラウロイルメチル-β-アラニンNa液アミノ酸系アニオン界面活性剤。適度な洗浄力と脱脂力があり、弱酸性で起泡力や透明性も良い。硬水でも泡立ちが良い。弱酸性において両性界面活性剤との組み合わせで優れた増粘効果あり。
④ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液ココナッツオイルを原料にした両性界面活性剤。キメの細かい泡を作ることができる。アレルギー体質は皮膚炎の病歴がない場合はアレルギーの起こる可能性は低く安全性の高い成分。
⑤ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドココナッツオイルを原料にした非イオン(ノニオン)界面活性剤。別名はコカミドDEA。溶液のとろみ(増粘)をつけるための補助剤。アニオン界面活性剤の作用をマイルドにする性質がある。刺激性は低い。
⑥BG別名はブチレングリコール。吸水性が高く角質層の柔軟化および保湿作用がある。乾燥肌に効果。グリセリンに比べてべたつきが少ない。強くはないが抗菌性もある。
⑦POEセトステアリルヒドロキシミリスチレンエーテル別名はセテアレス-60ミリスチルグリコール。ノニオン(非イオン)界面活性剤。シャンプーなどにとろみをつける増粘剤。
⑧ラウリン酸ポリグリセリルノニオン(非イオン)界面活性剤。高い保湿効果。食品添加物としても使用されている。人間の皮脂に近い構造。安全性が高い。
⑨塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース別名はポリクオタニウム-10、カチオン化セルロース。シャンプーの柔軟効果を引き出す素材。セルロースを、傷んだ毛髪に吸着しやすくカチオン化したポリマー。コンディショニング効果により、洗髪時のきしみをやわらげる。
⑩安息香酸Na菌やカビ、微生物の繁殖を抑える効果があるので防腐剤として化粧品やシャンプー等に広く使用される。抗菌作用は酸性域のみなので、化粧品では他の防腐剤と併用される。また食品にも広く使用されている。
⑪パラベン別名はパラオキシ安息香酸エステル。広範囲の菌に抗菌作用がある。化粧品に配合される防腐剤。医薬品や食品にも広く使用される。
⑫香料化粧品に香りをつけるため配合される微量成分の総称。食品以外のものに添加するものをフレグランス、食品に添加するものをフレーバーという。
⑬ヒドロキシエタンジホスホン酸液別名はエチドロン酸。硬水等の金属イオンの活性を抑えるキレート剤。ph調整剤。酸化防止剤。シャンプーの泡立ちに役立つ。

 

商品名:コラージュフルフル うるおいなめらかタイプ(乾燥フケ用)

 

販売会社:持田ヘルスケア株式会社(持田製薬グループ)

分類:医薬部外品

目的:フケ・かゆみを防ぐ

成分

  1. ミコナゾール硝酸塩
  2. ピロクトンオラミン
  3. トリメチルグリシン
  4. プロピレングリコール
  5. 塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルグァーガム
  6. アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン
  7. ラウリルジメチルベタイン
  8. ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム
  9. ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
  10. ジステアリン酸グリコール
  11. 無水クエン酸
  12. HEDTA・3Na液

 

成分名効果
①ミコナゾール硝酸塩白癬菌、小胞子菌属やカンジダ菌属などの各種真菌に対して強い抗菌作用を示す。真菌の増殖を抑える抗菌成分。副作用として発赤、紅斑、かゆみ、痛み、刺激感、かぶれ、乾燥、亀裂などが生じることがある。
②ピロクトンオラミン別名はオクトピロックス。皮膚糸状菌、酵母、カビ、グラム陽性菌、グラム陰性菌にも殺菌効果。幅広いph領域で抗菌効果あり。皮脂の酸化によって生じる過酸化脂質の生成を抑える抗酸化作用。
③トリメチルグリシン別名はベタイン。優れた保水性がある。植物や水産物などに含まれる物質。アミノ酸系保湿在として化粧品やシャンプーなどにも使用。
④プロピレングリコール別名はPG。水分を吸収吸着しやすい性質で保湿性に優れる。食品添加物では菌の繁殖を抑えるので品質保持剤として使用される。
⑤塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルグァーガム別名はグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド。髪の毛の帯電防止効果がある。豆科の植物であるグアーの種子からとれるグアーガム(多糖類)に陽イオンの塩化グリシジルトリメチルアンモニウムを加えて、陽イオンを持つようにしたもの。
⑥アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン別名はココアンホ酢酸Na。ヤシ油由来の脂肪酸を原料とするカチオン基とアニオン基の両方を分子の中にもっている両性界面活性剤。泡立ち力が良く、アニオン界面活性剤との相乗効果がある。肌や毛髪に対して刺激性が少ないので、髪、肌にうるおいと柔軟性を与える。
⑦ラウリルジメチルベタイン天然成分を原料とした、ベタイン系の洗浄剤。両性界面活性剤で洗浄力は弱め。低刺激で泡立ちが良くphの安定性も高い。陰イオン界面活性剤と相性が良い。髪の帯電防止作用、湿潤作用もあり。
⑧ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウムヤシ油脂肪酸とアミノ酸のタウリンからなるアミノ酸系陰イオン界面活性剤。適度な洗浄性、泡立ちの安定性、低刺激、コンディショニング効果や、ベタつきの少なさが特徴。
⑨ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドココナッツオイルを原料にした非イオン(ノニオン)界面活性剤。別名はコカミドDEA。溶液のとろみ(増粘)をつけるための補助剤。陰イオン界面活性剤の作用をマイルドにする性質がある。刺激性は低い。
⑩ジステアリン酸グリコール非イオン海面活性剤。パール光沢形成剤。光沢、乳濁感でシャンプーに高級感を出す目的で使用。皮膚刺激性、アレルギー性はほとんど無し。
⑪無水クエン酸クエン酸を乾燥させたもので水分子と結合していない状態。ph調整の緩衝剤と収れん作用。アルカリ性になってしまった頭皮を弱酸性に戻したり、酸性に寄せることで収れん作用を起こし肌の引き締め効果をもたらす。
⑫HEDTA-3Na液別名はヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸三ナトリウム。硬水等の金属イオンの活性を抑えるキレート剤。
⑬水医薬部外品では精製水の事をさす。ろ過やイオン交換で不純物を取り除いた水。様々な水溶性物質を溶かし込むために最も汎用されている溶媒。

 

まとめ

シャンプーの4商品の成分の詳細をまとめてみました。

 

シャンプーの研究開発している方はすごいのひとことですね。各成分の特徴をうまく調和させて製品にしていっているのがよくわかりました。

今後商品を選ぶのに少しでも参考になれば幸いです。

 

https://chao-chao19.com/2019/07/%e9%a0%ad%e7%9a%ae%e3%81%ae%e3%81%b5%e3%81%91%e3%81%ab%e5%8a%b9%e6%9e%9c%e3%81%ae%e3%81%82%e3%82%8b%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%bc%e3%81%a8%e9%a0%ad%e7%9a%ae%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%82%b7/

 

ドクターズヘア