
育毛剤に使用される成分はたくさんの成分があります。
それらの成分の作用は1つだけではなく複数の作用を持っています。
その中でも頭皮の『育毛促進作用』『頭髪保護作用』『頭皮改善作用』等の作用を持った成分が育毛剤に多く使用されています。
下記で紹介する『トウキエキス』は『血行促進作用』を持っている成分の1つです。
同じように『血行促進作用』のある成分は『トウキエキス』以外でもあります。下記の成分も血行促進させる作用があります。
血行促進成分を多く含む製品
≪4成分配合≫
- 柳屋 フレッシュトニックスーパークール
- バスクリン モウガ
- バスクリン モルティ薬用エッセンス
≪3成分配合≫
- 柳屋 フレッシュトニックふけかゆみ
- 柳屋 フレッシュトニックプレミアムエッセンス
- バスクリン インセント薬用毛髪 躍動
- バスクリン モルティ薬用育毛ボタニカルクール
- バスクリン モルティ薬用 頭皮エステ
- 大正製薬 フレッシュリアップ薬用育毛トニック
- 大正製薬 プレリアップマッサージトニックEX
今回は、育毛剤で使用されている成分『トウキエキス』の効果について下記に記載したいと思います。
育毛成分『トウキエキス』
トウキエキス(学名:Angelica acutiloba)の成分効果
『トウキエキス』は、血行促進作用、抗炎症作用、保湿作用として使用されています。
『トウキエキス』 |
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血行促進作用 |
抗炎症作用 |
保湿作用 |
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セリ科植物のトウキから抽出したエキス
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別名は『トウキ根エキス』
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トウキは漢字で『当帰』と表し、『あるべき状態に戻す効果がある』事に由来している
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漢方薬では、鎮痛、冷え性、貧血、婦人病等に効能がある
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8月~9月に白い花を傘状に咲かせる
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茎と葉柄は赤紫で葉の表面は光沢があり葉は複葉でギザギザがある
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高さは約60㎝~80㎝まで成長する多年草
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日本の在来種で本州に自生する
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成分:シトステロールグルコシド(抗炎症作用)
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成分:ファルカリンジオール(鎮痛作用)
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成分:ファルカリノール(鎮痛作用)
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成分:リグスチリド(コラーゲン形成促進作用)
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成分:アミノ酸
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成分:ビタミンB12
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血行促進作用
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抗炎症作用(シトステロールグルコシド成分による炎症抑制作用)
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保湿作用(リグスチリド成分によるコラーゲン促進作用で皮膚の保水効果)

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