『フケミンの成分』ふけやかゆみに効果/使用した感想は?

頭のふけやかゆみが気になる人は、男女問わず結構いるのではないでしょうか?

私もふけやかゆみで悩んだうちの1人です。

 

いろいろと調べるうちに昔から販売しているふけかゆみ用の商品を発見しました。

その商品名は『フケミン』

 

頭皮のかゆみやふけに特化している商品です。

『フケミン』を使用した感想と結果を下記にお話ししたいと思います。

フケミンとは

薬用洗髪剤

薬用洗髪剤の商品名『フケミン』の詳細と効果を記載していきます。

商品名:フケミン

 


販売名:フケミン ソフトA

区分:医薬部外品

包装:10g×5本

販売年:1968年

効果・効能
ふけ・かゆみを防ぐ。毛髪・頭皮の汗臭を防ぐ。毛髪・頭皮を清浄する。毛髪・頭皮をすこやかに保つ。
使用法
髪をぬるま湯でよく濡らし、適量を手にとり頭皮にすり込むようにして、よく泡立てて洗髪し十分に洗い流す。
有効成分
イオウ、(ピリチオン亜鉛水性懸濁液:ジンクピリチオン)
その他の成分
N-ヤシ油脂肪酸アシル-N-カルボキシメトキシエチル-N-カルボキシメチルエチレンジアミンニナトリウム、グルコン酸ナトリウム、ジステアリン酸ポリエチレングリコール(1)、パラオキシ安息香酸メチル、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0.)、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、黄色4号、黄色5号、酸化亜鉛、精製水、濃グリセリン、香料

 

製造販売:ダリア株式会社

社名株式会社ダリヤ
ホームページhttp://www.dariyacosme.com/
本社所在地愛知県名古屋市中区丸の内3-5-24
設立1950年11月15日
資本金5,400万円
従業員数290名
事業内容化粧品/医薬部外品の製造販売
販売地域国内全域をはじめ、東南アジア及び中近東数ヵ国

 

創業69年の老舗の会社でヘア関連商品、スキン関連商品で有名な会社です。

白髪染め等のサロンドプロ、パルティ等はよく聞く商品名ですよね。

CMも有名ですね。

フケミンの成分の詳細

ではフケミンの成分を詳しく調べていきましょう。有効成分は2つ。イオウとジンクピリチオンですね。他の成分の含め記載していきます。

 

成分名効果
イオウ角質の軟化させる作用、殺菌作用がある。疥癬、汗疱状白癬、小水疱性斑状白癬、頑癬、頭部浅在 性白癬、黄癬、乾癬、ざ瘡、脂漏、慢性湿疹に効く。
ピリチオン亜鉛水性懸濁液(ジンクピリチオン)抗菌、防腐作用がある。フケや脂漏性皮膚炎に有効。ジンクピリチオンの粒子はすすぎ洗いをした後も皮膚表面に残り殺菌作用を持つ。真菌、グラム陰性菌、グラム陽性菌に殺菌効果がある。
N-ヤシ油脂肪酸アシル-N-カルボキシメトキシエチル-N-カルボキシメチルエチレンジアミンニナトリウムココナッツオイルを原料にした両性界面活性剤。起泡剤として使用。肌や毛髪に対して刺激の少ない成分。
グルコン酸ナトリウム製品のキレート作用を目的とする。硬水等の金属イオンで製品が変質しないようにする。D-グルコース(ブドウ糖)を原料とし、水酸化ナトリウムでpHを調整しながら微生物発酵して作られる。
ジステアリン酸ポリエチレングリコール(1)別名はジステアリン酸PEG150。乳化剤として使用される。水に溶解するとゲル化する特長から、増粘剤としての働きがある。皮膚への刺激が少ない。
パラオキシ安息香酸メチル別名はメチルパラベン。抗菌作用は広範囲の微生物に有効。製品自体の抗菌や防腐目的で使用。
ヒドロキシプロピルメチルセルロースセルロースの水酸基の一部をメトキシ基に置換し、さらにヒドロキシプロピル基を導入した水溶性の高分子化合物。化粧品に粘性を持たせる目的。安全性は高い。
モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0.)別名はポリソルベート80。オレイン酸にソルビタン、ポリエチレングリコールをつなぎ合わせた親水性が高い非イオン界面活性剤。乳化剤や分散剤、香料・油類の可溶化剤として使用される。
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドココナッツオイルを原料にした非イオン(ノニオン)界面活性剤。別名はコカミドDEA。溶液のとろみ(増粘)をつけるための補助剤。アニオン界面活性剤の作用をマイルドにする性質がある。刺激性は低い。
ラウリル硫酸トリエタノールアミンアニオン(陰イオン)界面活性剤。強力な脱脂力に加え、分子量が小さいために肌や髪に浸透する性質がある洗浄剤。皮膚が乾燥して荒れやすい。
黄色4号別名はタートラジン。石油から精製される。様々な食品に使用されている。製品の色付け。
黄色5号別名はサンセットイエロー。石油から精製される。様々な食品に使用されている。製品の色付け。
酸化亜鉛抗炎症作用。収れん作用。紫外線に対する防御作用。
精製水ろ過やイオン交換で不純物を取り除いた水。様々な水溶性物質を溶かし込むために最も汎用されている溶媒。
濃グリセリン吸水性が高く角質層の柔軟化および保湿作用がある。乾燥肌に効果。化粧水でよく使われる。安全性は高い。水に混ざると発熱する性質を利用してつくられる温感化粧品がある。
香料化粧品に香りをつけるため配合される微量成分の総称。食品以外のものに添加するものをフレグランス、食品に添加するものをフレーバーという。

 

有効成分の詳細

イオウ

  • イオウは医薬品でも使用されているものです。上記に記載した通り菌に対する強い殺菌効果があります。

  • また角質や皮脂を溶かす作用もあるので、毛穴の中の皮脂や細菌を排出を促します。

 

イオウは脱脂力が強い為、皮脂分泌が多い人には良い効果があります。

逆にいうと皮脂の分泌が過剰でない人は肌のトラブルになる可能性があります。

 

ジンクピリチオン

  • ジンクピリチオンは昔からあるもので、頭皮の菌を殺菌してくれます。脂漏性皮膚炎は頭皮に皮脂が過剰に発生することで起こるトラブルですが、それにも効果があります。

  • また頭皮の古い角質を除去する効果もあるので、頭皮を清潔に保つことが出来ます。

 

この物質は、約20年前に国立環境研究所から環境ホルモンの疑いがあると報告されています。しかしその後、別な研究機関でのラット実験では問題なかった報告がされています。

また独立行政法人 医薬品医療機器総合機構での医薬部外品添加物リストには、ジンクピリチオンは記載されており現状では使用禁止になっていません。

 

禁止されていないので安全ですとは言い切れないのですが、このような事実があるという事で各々判断してもらいたいと思います。

私はかゆみに耐え切れなかったので使用しました。

 

『フケミン』のまとめ

『フケミン』を使用した感想

フケミンの使用方法

  • 使用する時は通常のシャンプーボトルみたいに、ワンプッシュで液体が出てくるのではなく、キャップを開けて手のひらに液体を出して泡立てて使用するのです。一言でいうと面倒です。
  • 最初に1週間に2回使用と書いてあるので、約3日に1回使用しました。

 

結論から言うと、始めたシャンプーした日の翌日にはかゆみはありませんでした。

 

  • ふけに関しても100%ではないですが、ほとんど出ていないというのが私の使用した感想です。
  • 自己流での使用方法なのですが、シャンプーしたらすぐ洗い流さずに、5分くらいそのままの状態にしました。
  • 理由はつけ置きしたほうが、薬剤が頭皮にしみ込んでいいのではないかと思ったからです。

フケミンを使用して気になる事

  • 気になる点は洗髪後は、髪がすごくきしきしするのと、髪がイオウの臭いがします。温泉のにおいです。
  • 私の場合の使用頻度は、ふけとかゆみが気になったら使用するパターンです。
  • かゆみがおさまったら使用はしていません。
  • 洗髪後は髪を乾かす前に保湿成分が入った育毛剤を使用しました。

 

 

まとめは下記の通り。

  • 使用する時はキャップを開けて手のひらに液体を出して泡立てて使用するので面倒
  • フケミンを使用した翌日かゆみがおさまった
  • ふけもほとんど出ていなかった
  • 髪の毛がきしきしする事とにおいが温泉のにおいがする
  • フケミンを使用した後は、保湿成分が入った育毛剤を付けた