
今日の話題は、誰でも経験した、経験していることをお話しします。
ずばり、足の臭いです。
この問題は女性、男性問わずいつ何時でも困ってしまう事ではないでしょうか。
私も社会人1年生の時には、この経験をしてしまい悩んだ時期がありました。
色々と試行錯誤し、簡単なある事を実行することで、足の臭いに悩まなくなった経緯、かつ原因と対策を交えながら、下記にお話したいと思います。
足の臭いの原因
まず最初になぜ足が臭くなるのかを理解していきましょう。原因を知ることは、何かしらの対応をするうえで非常に大事なことです。知っておいて損はないでしょう。
常在菌の存在
足の臭いの原因
足の臭いって、どんなにおいでしたか?いい匂いではないですよね。酸っぱかったり、納豆みたいなにおいがしませんでしたか?
不快であることは間違いないですよね。
どうして臭うのでしょうか?
ずばり、雑菌が原因です。
人間の皮膚には常在菌がいますが、特に白癬菌(はくせんきん)が悪臭の原因と言われています。
ちなみに菌が繁殖する条件はご存じでしょうか?
下記の3つの条件がそろうと菌が増殖すると言われています。
『雑菌は高温多湿を好みます』
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雑菌のエサがあれば繁殖がさらにUPします。
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温度は30℃以上37℃以下が菌が活発化します。
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湿度は70%以上になると菌が増殖します。
そうなると靴の中は、どのような状態がはみなさん想像できますよね。
雑菌が増殖するには絶好の環境という事になります。
臭いの正体
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臭いの正体は、イソキッソウ酸(イソ吉草酸)です。
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イソキッソウ酸は、特定悪臭物質に指定されています。
※特定悪臭物質とは?悪臭防止法に定められている22物質の中の1つです。
この法律にはこう書かれています。規制地域内の工場・事業場の事業活動に伴って発生する悪臭について必要な規制を行うこと等により生活環境を保全し、国民の健康の保護に資することを目的とする。
え、なんかやばい物質じゃないですか?
イソキッソウ酸は、洗っても臭いがなかなか取れない特徴を持っています。
だからなかなか臭いが取れないんですね。
足の汗
『エクリン線』
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足の裏には、『エクリン線』という汗腺があります。
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足の甲の約3倍、背中の約5から10倍あると言われており汗腺が集中しています。
つまりたくさんの汗をかきやすい部位という事なんですね。
足の裏は1日約200ccの汗をかくと言われています。おおよそコップ1杯分です。
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200ccの汗が靴の中にあるという事です。
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靴の中はほぼ湿度100%と言われています。
足の角質
足の裏が菌のエサ
全身の体重を支えなければならないので、角質層が体の中で1番厚くなっています。
- 角質層は、皮膚の表面にあってアカとなって剥がれ落ちます。
- 足は角質層が厚いので当然、アカの量も多く出ると言う事になりますよね。
このアカが、雑菌のエサになりますので、エサが豊富あるという事は、たくさん菌が増える環境にあるということがいえます。
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足にいる雑菌の存在
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足の汗、角質のあかが雑菌の増殖する要因
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靴の中は、高温多湿→雑菌が増殖する最高の環境
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雑菌が、臭いのもとのイソキッソウ酸を生み出す。

足の臭い対策
ここまで、臭いの原因というものが、どういうものか分かってきました。
その原因を解決する事が、足の臭いを無くすことになりますよね。
そこで私が実践したことを下記に記載したいと思います。
足のケア
洗浄しても臭うのは?
- 足が臭う場合は、当然お風呂で足を洗いますよね。
- この足を洗う行動は正解と言えます。
- しかし、これだけでは足の臭いは落ちないと思ったことはありませんか?
まだ臭いが残っている。
- 臭いが消えないのは今までちゃんとケアをしてこなかったのが原因です。
毎日洗浄と乾燥が大事
- 洗った後のケアも大事
- 外出して帰宅したらすぐお風呂場に行って薬用せっけんで、足の指の間、足全体を洗いましょう。
- 特にぶらしとか使用せず、とにかく手で洗うのです。
- その後は、足の水分を十分にタオルで拭いてからドライヤーで足を乾燥させます。
- 継続してくると臭いがなくなってきます
1日2~3回の洗浄
足の洗浄は365日毎日行います。もちろん休みの日でもです。
- 帰宅して1回、夜1回、翌日朝1回の洗浄
- お風呂の時は、足の裏と足の指の間、爪の間をブラシでごしごし洗います。
- 洗浄後は、やはり水分を残さないようにして、ドライヤーで乾燥です。
- 外出する時には、資生堂のAgデオを足の指の間や足先にスプレーします。
『資生堂のAgデオ』これが1番効きましたね。銀イオンおそるべしです。
爪の掃除
こまめに足の爪を切る事と爪の中のごみを除去も重要です。
- これは毎日行うものではないのですが、足の爪は常に短めにしておきます。
- 長いと爪の中のゴミが掃除しにくいのと、ごみが爪にたまってくるのでにおいの原因になります。
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足の爪と爪の間のごみは、定期的にケアすること。
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出かける前に、足に資生堂Agデオをスプレーする。

靴の臭い対策
私の中では、靴が最大の足の臭いの原因ではないかと思います。
- 靴の中は洗いませんよね。そうなると雑菌はそこに住み込んでいる状態です。
- 上記の記載しましたが、菌の繁殖する条件は、高温多湿でエサが豊富にある事でした。
まさに靴の中は、菌の格好の住みかです。となると、この対策をしなければなりません。
靴への対応は2つ
ゴミの除去と乾燥
靴の中は意外とごみが入り込んでいます。
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ウエットテッシュでごみをかき出す
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除菌スプレーで中に吹き付けつつごみをふき取る
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靴内部の掃除が終わったら乾燥
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靴の内部を乾燥させることが重要
この作業は靴が新品状態からやり続けることが重要です。理由は汚い状態の靴だと効果が表れにくいからです。
靴のローテーション
複数の靴が必須
毎日同じ靴を履き続けないことが大切です。
月曜日から金曜日までだと最低でも5足の靴でローテーションが望ましいです。
夏場は汗をかきやすいので、靴乾燥機を使用し、冬場は自然乾燥で対応しましょう。
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靴内部のごみの清掃(その日のうちに実施)
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靴内部の除菌スプレーをする
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靴乾燥機で靴内部を乾燥させる(自然乾燥なら5,6日)
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同じ靴を履かず複数の靴でローテーション
特殊な靴下
抗菌靴下と5本指靴下
靴下は、通気性が良く抗菌靴下を使用しましょう。
なるべく靴の中は、菌が増殖しないようにしないとですよね。
効果的なのは、5本指の靴下です。
見た目がおもしろいですが、足の指の間が蒸れにくいので最高です。
ぜひこれは、抗菌仕様もあるので履いてほしいです。
抗菌靴下と5本指ソックスが臭いの対策には重要

まとめ
足の臭いを無臭にする対策
最後になりましたが、足の臭いの原因と足の臭いに対する対策を説明してみました。
足のケアと靴のケアと乾燥、5本指の抗菌靴下がキーとなります。
上記に記載したことを続けていけば間違いなく臭いの問題は解消できると思います。
私はこれで20年間足は無臭です。
継続は力なりです!
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1日3回は足を洗う事
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足の爪のゴミを定期的に除去すること
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出かける前に足に資生堂のAgデオスプレーをかける
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靴の中の掃除と乾燥を徹底する
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靴は複数でローテーション使用する
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靴下は抗菌、5本指ソックスが有効


