
こんにちは。ブログ管理人のちゃおです。
暑くなってくると、汗で体も頭皮もべたついてくるいやな季節がやってきます。
フケが髪の毛や服についたりして、人に気づかれるのは不潔そうに見えていやですよね。
私は仕事でスーツを着ていたので、フケがスーツの肩に付かないように気を付けていました。
でも自分では気を付けていてもいつのまにか、フケが付いているのはショックですよね。
そういう訳で、フケが出ないようにしたい、出にくくしたい、その原因と対策を考えてみました。
『フケ』が出る原因と対策
フケはどうして出るの?
ターンオーバー機能
フケは古くなった角質が皮膚の奥から押し出されて、はがれ落ちたものです。
人間の皮膚は約4週間で生まれ変わります。ターンオーバー。つまり新陳代謝機能が働いているからなのです。
人間の皮膚ではターンオーバーが行われていて、このようなサイクルが頭皮で起こって剥がれ落ちたものをフケと呼んでいます。ちなみに垢は同じように体の皮膚がはがれ落ちたものなので仲間と言えるでしょう。
このターンオーバーが乱れるとフケが大量に発生したりします。

- 真皮の基底層で新しい皮膚の細胞が生み出されます。
- 生まれた細胞は次々と生まれてくる細胞に
- 表皮の中の有棘層→顆粒層と下から押し上げられて約14日後に、角質に到達します。
- さらに14日後には、肌の表面に押し出された細胞は、フケ(垢)となりはがれ落ちます。
ターンオーバーが乱れる原因
皮脂の分泌量と常在菌
頭皮は体の中でも、汗腺や皮脂腺が多く皮脂の分泌が特に多い部位です。皮脂もすべて悪いわけでなく頭皮に潤いをもたらす効果もあります。
この皮脂も分泌のバランスが重要です。
さらに、頭皮には皮脂などをエサにする常在菌のマラセチア菌がいるのです。
頭皮には約200種類の常在菌がいて、人間とうまく共生しているのですが、バランスがくずれると人間にとって良くないこと(においやふけ)が起きてしまうのです。
つまり、フケがその1つになるわけです。

皮脂の分泌とマラセチア菌のバランスが悪いのがフケの要因
フケにも大きく2つの種類
乾燥フケ
乾燥した頭皮から落ちてくる細かくパラパラとしたフケが特徴です。
1日に何度も洗髪したり洗浄力の強いシャンプーによって皮脂が必要以上に落とされ、潤いがなく乾燥した状態になることが原因です。
それによりターンオーバーのサイクルが早まり未熟な角質細胞まではがれ落ちるようになります。
脂性フケ
油っぽい食事等で頭皮の皮脂の分泌が過剰になり、エサとなる皮脂が大量に存在することによってマラセチア菌が大量発生します。
それによって地肌が刺激を受けターンオーバーが乱れ大量のフケが発生します。
脂性フケと言われるベタベタした大きな塊が出来るのが特徴です。
フケは乾燥フケと脂性フケの2種類がある
対処方法
乾燥フケ
洗髪する時には洗いすぎないように注意する事
洗髪で皮脂を洗い流していないか確認しましょう。毎日洗髪している人は、シャンプーを2日に1回にしてみる。もしくは、洗浄力の強くないアミノ酸系シャンプーを使用する。
洗髪する時は爪は立てないで、指で優しく洗う事
爪で頭皮を傷つけてしまうと雑菌が入りやすくなるので気を付けて洗いましょう。
シャンプーは泡立てて洗髪する事
原液を直接頭皮につけないで泡立ててから洗髪するようにして、頭皮に負担を掛けないようにしましょう。
血行を良くするようにする事
頭皮が乾燥することで血行不良になるので、それを改善する頭皮用ローションも活用しましょう。
ストレスをためないようにする事
ストレスは人間にとってホルモンの分泌バランスを崩したりするので、ストレスを解消する自分なりの方法を見つけましょう
十分な睡眠を取る事
人間はいろいろなホルモンが出ていますが、特に成長ホルモンは肌細胞の修復や調整を行います。
PM10時からAM2時の間は、活発に分泌されると言われているので、この時間はよく睡眠を取るようにしましょう。

脂性フケ
食生活を見直す事
食事の内容も皮脂分泌に深くかかわっています。肉や揚げ物中心の油の多いものを食べれば、頭皮の皮脂分泌が過剰になります。
皮脂が多いとそれをエサとする菌の増殖も多くなるので、野菜や魚中心のバランスの良い食事にするのがベストです。
頭皮は清潔にする事
常在菌が増えすぎると、フケが大量に発生するので頭皮を清潔に保ちましょう。
菌を抑制する薬剤が入っているシャンプーもありますので、薬用のシャンプーを使うのも1つの手段です。
人によって効果があったりなかったりする場合があるので、自分に合うものを選択しましょう。
フケの原因の常在菌は、マラセチア菌なのでそれを抑制するシャンプーもあります。
かゆみを抑えるには、抗ヒスタミン成分の入ったタイプもお勧めです。
ストレスをためないようにする事
ストレスは人間にとってホルモンの分泌バランスを崩したりするので、ストレスを解消する自分なりの方法を見つけましょう。
十分な睡眠を取る事
人間はいろいろなホルモンが出ていますが、特に成長ホルモンは肌細胞の修復や調整を行います。
PM10時からAM2時の間は、活発に分泌されると言われているので、この時間はよく睡眠を取るようにしましょう。
まとめ

フケは乾燥フケと脂性フケの2種類ある事がわかりましたし、どのような対応をすればいいのかがわかりました。
常在菌と皮脂のバランスも大事なこともわかりました。常在菌と皮脂は多くても少なくても駄目なんですね。
簡単に出来そうなものでは睡眠を十分に取る、野菜中心のバランスの取れた食事をする等も重要なのもわかりましたね。
このような対策でフケが出ないように出来れば幸いです。

